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私は愛してませんが、なにか [四方山]

そういえば世の中には愛国心論議というものがあったようですね。

W杯と愛国心

いろいろなBlogなどでもとり上げられるこの「愛国心」。
おもしろいなぁといつも読んでるのですが、起源はそう古いものでもないようですね。批判する側と推し進める側がそれぞれ指し示す(定義する)ものが違う中議論を進めようとする様子にも呆れるというかなんと言うか。

日本がW杯で負けた事自体はここでは問題ではなく、その応援する様子に愛国心をオーバーラップする手法をこのデスクも取っています。まぁわざわざ「愛国心」というタイトルなので無理やりだということもあるのですけどね。

忠誠心とも言い換えられる体制側からの愛国心は、W杯における日本サポーターの中には私は見出せません。同じく愛郷心とも言い換えられる逆から愛国心も見出せません。W杯の日本チームを応援する心は、運動会などで自分たちの組を応援することに置き換えたほうが極自然におもえます。自分の意志で、自分の所属する国を応援する、なんらそこにはイデオロギーは介在せず、お祭り気分で楽しんでいるのだと理解しています。ワールドカップTMはサッカーの祭典です。どこを応援したとて誰も文句は言えません。大いに楽しみましょう。お祭りなのですから。

 

お祭りを理解できない人は黙ってて欲しいものです。

 

 

ちなみに私は、現代の日本国民の多くに「愛国心」は育たないと思ってます。民主(笑)国家があることが当たり前の国民に、今更そのありがたみを教えたところで理解はされにくいでしょう。勿論教育基本法に掲げたところで、運用する教師自体がもちあわせていない心を教えようというのですからお話にもなりません。

日本が独立国家として国際社会の中で自己主張ができる国に変革すれば、自然と国民も国に対して誇りと名誉と権利を持つようにはなるでしょうが、今の日本にそれを期待するのはサルに円周率をおぼえてもらう事より難しそうです。


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